PET PET動物百科事典 :昆虫図鑑
水生昆虫:タガメ
【学 名】Lethocerus deyrollei
【分 布】本州から沖縄にかけて
【体 長】♂:70mm♀:70mm
■説明
わが国最大の水生昆虫。幅の広い体を亀の甲羅に見立てて田んぼにいる亀というところからこのネーミングとなった。成虫はトノサマガエルやフナなどのかなりの大きさの獲物も、その強力な前足でがっしりと捕まえてしまう。産卵は、水上に突き出た杭や水草の茎になされ、70個前後の卵を産みつけられる。産卵後はオスが卵の上に陣取り、フ化まで卵塊を保護する。また産卵を終えていないメスが、オスの守る卵塊のところに行き、卵塊をめちゃくちゃにしてオスの守る気をなくさせ、そのオスと交尾をして自分の卵を産むという特異な習性でも知られる。
■成虫の飼育
基本的には観賞魚を飼育する設備と変わりない。ただし、水生昆虫の多くは羽で飛ぶことができるので、水槽にはきちんと蓋をしておかないと、いつのまにか脱走されることになりかねない。
■餌
オタマジャクシやメダカなどの生きたものを捕獲して食べるので、水槽内には餌となる小動物を一緒に収容しておくこと。餌は捕獲して食べるというよりは、体液を針のように伸びた口で吸い取るので、餌の死骸はそのまま放置せず速やかに水槽から取り出さないと、飼育水の悪化を招く原因となる。
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