メダカの仲間：ハイフィン・バリアタス
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【学 名】Xiphophorus variatus var.
【分 布】改良品種
【体 長】4cm
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■特 徴
黄色やオレンジを中心とした、にぎやかな色彩で人気のあるバリアタスの、背ビレが伸長するタイプの改良品種。背ビレの伸び具合には個体差があり、卵胎生魚の飼育が盛んな欧米では、ヨットの帆のように伸長した背ビレがベール状にたなびく、見事な個体も存在するようである。
■飼 育
【飼育適合水槽】
45cm
【水 質】
中性から弱アルカリ性。
【エ サ】
人工餌で問題ないが、草食性の傾向もあるので、時々は植物性原料主体の人工餌も与えるようにしたい。
【その他】
水質にはあまりうるさくないが、水換えを怠ったりして水質が酸性に傾いてくると、調子を落とす。したがって、定期的な水換えを実行し、絶えず飼育水を中性付近に戻すことが大切である。
■繁 殖
【雌雄差】
オスのしりビレは棒状に変形し、ゴノポディウムと呼ばれる生殖器官となっているので、雌雄の判別は容易。
【繁 殖】
卵胎生魚で、卵ではなく稚魚の形で母親の体内から出てくるため、繁殖は容易。
■備 考
バリアタスとプラティは、容易に異種間交雑を行うといわれているため、繁殖目的であるならば、この2種を一緒に飼育しない方が無難。わが国には、東南アジアブリードの個体が求めやすい価格で輸入されてくるので、できる限り優れた形質をもったものを選び飼育したい。
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