メダカの仲間:ダイヤモンド・グッピー(外国産)
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【学 名】Poecilia reticulata var.
【分 布】改良品種
【体 長】3cm
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■特 徴
全身がライトブルーに発色する人気種で、特に各ヒレの色彩は鮮やかで美しい。十数年前シンガポールで作出されて以来、またたく間に外国産グッピーの人気種になってしまった。この美しい色彩は、国産グッピーの品種改良にも大きく寄与し、ジャパンブルーと呼ばれる品種は、この系統から作り出されたといわれている。
■飼 育
【飼育適合水槽】
45cm
【水 質】
中性から弱アルカリ性。
【エ サ】
人工餌で問題はないが、できればグッピー専用フードを与えた方がより好ましい。
【その他】
温和な魚なので、カラシンやラスボラとのコミュニティタンクで混泳させているのをよくみかけるが、本来は弱アルカリ性の水質を好む魚なので、弱酸性の水質を好むカラシンなどとは、別に飼育することが望ましい。
■繁 殖
【雌雄差】
タキシード・グッピーに準じる。またオスのしりビレは棒状に変形しているので(ゴノポディウム)、その点からも判別は容易。
【繁 殖】
タキシード・グッピーに準じる。産み出された稚魚が他の魚に食べられるのを防ぐには、市販の産卵箱を利用する方法もある。
■備 考
本来は強健種であるはずのグッピーだが、最近は輸入の段階で調子を崩していることも多い。いわゆるグッピー病と呼ばれている病気だが、今ひとつ原因ははっきりしない。しかし、アマチュアレベルでの治療が困難であることは確かなので、ショップの水槽内でグッピーが力なく漂っているようならば、購入は控えるべきである。
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