PET PET動物百科事典 :犬図鑑
大型犬:エアデール・テリア
【体 高】58〜61cm/ メスはやや小さい
【体 重】20〜23kg
■ルーツ
19世紀中頃、イングランド中部のエアデール地方で作出されたとされる犬種。ヨークシャーの古いテリアに、泳ぎのうまいオッター・ハウンドを交配して作出したとされる。もともとはカワウソやアナグマなどの猟犬として利用され、その後軍用犬、警察犬として広く使われ、輸送や伝令に活躍した。1884年のドッグショーで優勝し、世界的な人気犬になっている。
■外見的特徴
頑丈でまっすぐな背中が特徴的な犬種だ。バランスよく引き締まった筋肉質で、スクエアと呼ばれる四角の体形をしている。体格は大きめで、四肢も長めだ。特徴的な顔つきをしており、顎ひげと口ひげをたくわえ、眉毛が密生する。耳はV字を描くように垂れている。粗くて硬い針金状の上毛と、やわらかく密生した下毛の被毛をもつ。毛色は、首、胸、肢が黄褐色から多少茶色味を帯び、胴は黒か暗色。つけ根が高くまっすぐ立ち上がった尾は、適度な長さに断尾される。
■性 格
嗅覚や視覚に優れた猟犬であり、勇敢で忠実な番犬となる。また親しみやすい家庭犬としての一面をもっている。こうした多彩な性格は、多くの犬種により誕生した結果といえるだろう。たとえば機敏で聡明な点は、コリーから受け継がれたとされる。そうした中には、頑固で好戦的なテリアの気質ももっているので、幼犬の時期からしっかり訓練してしつける必要がある。とはいえ利口で、高い学習意欲があり、忠実な面があるので、訓練しやすい犬種とはいえるだろう。
■飼 育
抜け毛は少ないほうなので、管理は比較的容易。ただし、毎日のブラッシングとクシによるコーミングが必要である。また月に1度程度のシャンプーや耳の手入れは実行する。食事などにより汚れやすい口ひげのまわりも、常に清潔に保つ。定期的に専門家によるトリミングを行えば、容姿に関してもベストな状態が保てるだろう。
■健康上の注意点
運動は十分にさせてやる必要がある。毎日欠かさず、食前に20〜30分程度の引き運動を実行する。広場などでの自由運動が理想だが、環境や訓練の程度などに応じて、距離や時間といった散歩の内容に変化をつけたり、庭での全身運動を組み合わせて行う。食事は若犬から成犬なら1日1、2回、適量を与えるようにする。内容は、栄養バランスのよいドライタイプのドッグフードに、タンパク質やカルシウム、穀類、缶詰フードなどを加えた混合食が手軽でいいだろう。人間食の与えグセや過食、偏食に注意する。股関節形成不全などにも注意する。
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