PET PET動物百科事典 :犬図鑑
中型犬:スタンダード・シュナウザー
【体 高】44〜50cm
【体 重】23〜25kg
■ルーツ
さまざまなタイプのシュナウザーの、もとになったといわれる犬種である。ドイツのベルテンブルグ地方、バイエルン地方で誕生したとされる、非常に古い犬種とされている。そのルーツに関して14世紀以前は不明だ。また一説によると、数世紀前にワイアーヘアード・ピンシャーとジャーマン・プードルとの交配によって誕生したともいわれている。その姿は1492年の絵画や1620年の彫刻にも登場しており、家畜の警備や夜警として利用されていたようだ。1879年、ドイツのドッグショーに正式に出されたことも伝えられている。
■外見的特徴
正方形に近い角張った体形をもっている。硬く密生した針金状の被毛におおわれ、毛色はソルト&ペッパー(塩こしょう色)か黒である。だ円型の両目のくぼみははっきりせず、アーチ型の長い眉がある。まっすぐでたくましい鼻筋と短く、硬い頬ひげ、力強く引き締まった体のラインが特徴な犬種といえる。尾は、第3尾椎骨を残して断尾するのが一般的だ。
■性 格
聡明で快活であり、遊び好きである。性格はかなり活動的なので、明快なしつけによって犬の行動を制御する必要がある。とはいえ、もともと利発で賢い犬種なので、飼い主によってなされる訓練は、身につきやすいといえるだろう。
■飼 育
皮膚病などを予防するためにも、月2回程度の定期的なシャンプーとトリミングは欠かせない。またシャンプー前は、ブラッシングとコーミングを念入りに行い十分に洗った後、シャンプーやトリートメント剤が残らないようによくすすぐ。その後はタオルをつかって、水気を完全に拭きとる。特にお尻の周辺は、放っておくと不潔になりがちだ。毛が伸びたらすぐ刈るなど、常に清潔に保つように心がける。
■健康上の注意点
活動的な犬なので、始終運動したがる面がある。季節や犬の年齢、状態に応じて、20〜30分程度、食前に速歩か自転車による引き運動を行うようにする。またできれば広いところで、自由遊びも行うといいだろう。食事に関しては、子犬から若犬時期にかけては、高タンパクが得られることをポイントに、栄養バランスを考えた餌を十分に与える必要がある。成犬となり成長が一段落したら、1日に必要な栄養量さえ守れば、与える回数にはそれほどこだわる必要はない。ただし過食やカロリー過多による肥満に注意し、犬にとって健康的な食生活を心がける。また遺伝的な眼病になりやすい面があるので注意する。
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