PET PET動物百科事典 :猫図鑑
コビー:ペルシャ猫(ヒマラヤン)
【原産国】イギリスとアメリカ
【発祥年代】1955年
【毛の種類】長毛
【毛の色】ポイントカラー
【目の色】ブルー
■歴 史
海のように、空のように青い目、シャムのポイントカラーをもつ、長い被毛の猫を作出することは、夢の実現だったのです。今日では短い胴体、まん丸の顔もまったくペルシャ猫となり、ペルシャ猫のヒマラヤン部門として認められています。
■特 徴
丸く大きく幅広い頭には小さな耳がついて、短い鼻、大きくてまん丸な目はブルーです。肩幅は広く短い胴体、足も尾も短い猫です。長い被毛が体全体を飾り、特にエリ毛はゴージャス。白い体色に耳、口元、脚、尾に濃い毛色があるポイントカラーの色です。
■外観特徴
長くてゴージャスな被毛とずんぐりした体形はペルシャ猫、ポイントカラーの毛色(耳、口元、四肢の先、尻尾の体の先端部分にだけ濃い毛色がつく)とブルーの目色はシャム猫、両極端の猫種の組み合わせはまさに夢の猫の誕生です。この新しい猫種を作出する試みは、1920年代にスタートしていますが、それ以前にもフランス、ドイツなどヨーロッパ各地にこのヒマラヤンに近い猫種がいたことが記録されています。数多くの人々がチャレンジしましたが、この夢の猫の作出に初めて成功したのは、1930年代の初期、アメリカのコップ女史でそれを引き継いでイギリスのウェップ氏が1938年にカラーポイントの長毛猫、すなわちヒマラヤンの基礎になる猫を誕生させました。第二次世界大戦では繁殖計画も中断しましたが、約20年間にわたり、多くのブリーダーによって改良は続けられて、1950年代になってイギリスとアメリカの猫のクラブで新しい猫種として公認されています。初代のアメリカンチャンピオンに選ばれたのは、ゴーフォース女史の繁殖した「ラクチーター」という名前の猫で、彼女により「ヒマラヤン」の名称が提唱されました。現在では、ペルシャ猫の毛色の中の1部門のヒマラヤンとして認められています。
■性 格
丸く大きな幅広い頭に小さな耳がついて、大きくてまん丸な目はブルー、愛嬌のある短い鼻です。肩幅が広く短い胴体、脚も尾も短くて正方形の体形です。
■毛の特徴
長い被毛が体全体を飾り、特にエリ毛はゴージャスで尻尾はフサフサしています。白い体色に耳、口元、脚、尾に濃い毛色があるのが、ポイントカラーで青い目の美しい猫です。
■飼主との相性
シャム猫とペルシャ猫の気質を兼ね備えているのか、性格は陽気でおすましなところもあり、人とも猫とも仲良しになれる愛らしい猫です。
■飼育環境
丈夫で陽気な猫なので、転げるようにしてよく遊びます。白い毛が長くてたっぷりしているので、抜け毛が部屋に散らからないように掃除に便利なフローリングの床がよいでしょう。
■手入れ
長い毛のヒマラヤンを美しく保つためには、毎日のクシ入れと月2回程度のシャンプーが必要です。
■選び方のポイント
日本には優秀なヒマラヤン・ブリーダーが多いので、繁殖を希望する人は、信頼できるブリーダーから直接手に入れてください。日本では、生後2ヵ月くらいの赤ちゃん猫が流通していますが、病気などの抵抗力が少ないため、さまざまなトラブルになります。初心者の方は、少なくても生後3ヵ月以上、予防ワクチンの済んだ健康な子猫を選んでください。
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