「PETPET」ペット相談Q&A:熱帯魚の相談:詳細

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エンゼルフィッシュが大好きなので、大型水槽で群泳させたいと考えています。その際の注意点などについて教えてください。
エンゼルフィッシュはその幻想的なシルエットから、数ある熱帯魚の中の代表的な存在となっています。現在3種類が知られています。最も一般的なのはスカラレ種で、様々な改良品種が作り出されています。それ以外にもアルタム種とデュメリリ種がいますが、今回はスカラレ種に限定して話を進めていきます。数ある改良種の中でどんなものを選ぶかは自由です。どの品種も飼い方には差がありません。ただできる限り各個体のサイズは、そろえるようにしてください。というのは、エンゼルフィッシュはその優美な外見とは違って、かなり気が荒く縄張り意識の強い魚だからです。特にペアが形成されると、他の個体を徹底的に排除しようと攻撃をするようになります。そのため、できる限り個体間の力関係を拮抗させておきたいのです。第2の注意点として、飼育数は極端に少なくかやや大目のどちらかにすべきで、中途半端な飼育数は禁物ということです。これもエンゼルの縄張り意識と関係していて、それぞれのペアが十分な縄張りを主張することができるスペースを用意するか、もしくは各個体が縄張りを主張できないくらいの密度で飼育すべきなのです。たとえば120cm水槽であれば、成魚サイズで4匹くらいをゆったりと飼育するか、逆に30匹くらいを収容してしまうとうまくいくことが多いようです。第3の注意点として、長期間に渡って少しずつ飼育数を増やさないということです。もちろん、後から購入した個体がすでにテリトリーを主張しているペアに攻撃されないようにということもありますが、それ以上に飼育水槽内に病気をもち込まないための予防手段という意味が強いのです。最近エンゼルフィッシュには正体不明の病気が蔓延していて、わが国に輸入されてきたエンゼルの大部分は、この病気でアクアリストが購入前に死亡してしまうとさえいわれているほど猛威を振るっています。したがって次々にエンゼルを買い足していけば、それだけ水槽内に病原菌が侵入する可能性が高くなるということになります。どうしても新たに購入した個体を水槽に導入したい場合は、60×45×45cmクラスのトリートメント・タンクを用意して、購入後1月くらいはそこで飼育をして病気の心配がないことを確認してから、観賞用の水槽に導入するようにしてください。