「PETPET」ペット相談Q&A:海水魚の相談:詳細

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海水魚がかゆがって、体をサンゴ岩などにこすりつけるように泳ぎます。病気ですか?
そうした症状をみせる海水魚に代表的な病気として白点病があります。淡水性熱帯魚にもみられますが、それとは違った病原菌(繊毛虫の一種、クリプトカリオン・イリタンス)が寄生することで発病します。初期には病名の通り白い点がヒレや体表につき、魚はかゆがって岩などに体をこすりつけるような動作を見せます。進行すると体全体が白くなり、餌を食べなくなって死んでしまいます。原因としては水温の急変や水質の急変、魚の入れすぎ、フィルターを掃除した際の水の汚れなどが考えられます。ろ過のしっかりと効いた、安定した水槽では発病しにくいですが、新たに魚を加えたときなどに、その魚によって持ち込まれるケースもあります。そのため魚を入手する際には十分なチェックが必要なのです。治療は硫酸銅による薬浴が一般的です。ただその硫酸銅自体入手しにくいので、そうした意味では一般的といえない面もあるでしょう。最近では銅イオンを含んだ、海水魚専用の治療薬も発売されています。また硫酸銅自体、とても毒性が強いという面があります。魚の種類によってその使用濃度は違ってきますが、普通の種類には0.8〜2ppmの硫酸銅の濃度になるようにして使います。これは銅イオンの濃度で考えると0.2〜0.5ppmに相当します。硫酸銅に敏感な魚では、硫酸銅の濃度で0.4〜0.6ppm、銅イオンとして0.1〜0.15ppmとなります。使用に際しては銅テスターが市販されていますので、常に飼育水の銅の濃度を測定して把握しておきます。治療に際しては数日間の連続の投与が必要となります。ただ残留する銅の値をしっかりと把握して、入れ過ぎないように十分に注意します。また吸着ろ材など入れておくとその効果はなくなります。さらに基本的なことですが、ライブコーラルなど生きた無脊椎動物がレイアウトされた水槽ではそうした生物に影響があるため使えません。