「PETPET」ペット相談Q&A:イヌの相談:詳細

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生後6ヵ月のMダックス(オス)ですが、以前は外出時にはサークルに入れていました。その状態で帰宅すると、必ずトイレシーツがぐちゃぐちゃになっていて、留守をビデオ撮影してみるとずっと吠え続けています。普段は部屋に放し飼いをしていて、夜の食事(犬)の時から翌朝まではサークルで過ごす習慣が定着しています。外出する時は足音を忍ばせてそっと出てみたり、外出30分前くらいからかまうのをやめてハウスしたり、帰宅後しばらくは無視したりしていたのですが、一向によくなりません。吠える声が近所迷惑になるのではと思い、室内に放したまま出かけることにしました。ところが、鳴くことはなくなったものの、今度は観葉植物の葉をボロボロにしてみたり、届くところに置いてあるものを噛んで破ったり壊したりします。帰宅して荒らされた室内を見て呆然としていると、まるで悪いことをしているのがわかっているかのようにハウスに戻ってじっとしています。ぐっとこらえて無視していましたが、先日とうとう叱ってしまいました。どうしていいのかわからなくなって混乱しています。ほぼ毎日午前中3時間程の外出です。
このケースの場合、犬が飼い主と離れた不安からさまざまな問題行動を起こす、いわゆる分離不安の症状がでているものと考えます。問題行動の内容としては吠える、トイレ以外の場所で粗相をする、ものを噛んだり壊したりする、といったものです。そうした犬の場合飼育者に対して過剰な愛着をもっており、普段からいつもくっついて離れないというような行動が見られます。これは幼犬期からの飼育で、必要以上に甘えさせて育てたため、そうした行動をとる犬に成長してしまったものと考えます。分離不安を抱えた犬では、飼い主が出かける用意をするだけで、落ち着きがなくなります。質問にある飼育者が不在なときだけに起こる様々な問題行動は、犬が嫌がらせでやっているわけではなく、しつけの問題でもありません。分離不安を抱えるための不安やストレスからくる行動と考えられています。犬は性質として、成犬になっても飼育者から完全に独立することはありません。結果的にそれが行き過ぎると、このような問題行動に起こすことにつながります。この分離不安に関しては、普段からあまりかまわないというのが、その対処法といえるでしょう。また外出する時になでる、帰宅した時に犬の相手をするといった行動も、結果的に留守中の犬にそれを待ちわびさせることになり、ストレスを与えます。普段から基本的にかまわないようにすれば、質問にあるように人の姿が見えなくなると、問題行動をおこすということもなくなるものと思います。そしてサークルを使うなど、ある程度犬の行動に制約を与えるといいでしょう。あまり犬に自由にさせるのではなく、部屋の中では落ち着いて待つということ形にしていきたいものです。まずは基本にそって、飼い主と犬というその関係を作り直すところからはじめてください。飼い主が家にいるときにも別の部屋で過ごす時間を持つようにしましょう。このような形で、犬が精神的に自立するように導く必要があるといえるでしょう。