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実は子煩悩? 子育てをするサソリ
実は子煩悩? 子育てをするサソリ
今回は夏の代表的な星座、「さそり座」にちなみ、サソリのお話です。

この季節に夜空を見上げると、南の空の低い位置にひときわ明るく輝く赤い星があります。“サソリの心臓”とも呼ばれるアンタレスです。このアンタレスを中心に、地平線上に現れる大きなS字のカーブを描く星の並びが、さそり座になります。明るい星も多いことから、冬のオリオン座と並んで見つけやすい星座のひとつに数えられます。  古代のギリシャ人が星座にしてしまうほど、サソリは身近で恐ろしい生き物でした。ですが最近では、そのサソリをペットとして愛好する人も増えています。サソリのなかでも、ダイオウサソリは大きさや習性、飼いやすさなどから人気の種類のひとつです。全長20センチを超える漆黒の体に大きなハサミ、毒針が常に獲物を狙うように高く保持された尾…。ダイオウサソリは、そんな恐ろしい見た目によらず、実は子育てをします。  サソリはもともと卵胎生といって、お母さんがお腹のなかでタマゴを孵します。そして生まれたばかりのダイオウサソリの子供たちは、小さな体でお母さんの体によじのぼり、その大きな背中に守られて成長するのです。真っ黒な体のお母さんの背中に、真っ白で小さな赤ちゃんサソリが必死にしがみついている様子は、なかなか微笑ましい姿でもあります。  ペットとして飼育されているサソリには、このダイオウサソリ以外にもいくつかの種類が知られています。そうしたサソリに総じて言えるのは、ハサミが大きく発達していて尾が細いものは毒性が比較的弱く、反対にハサミが小さくて尾が太く発達したものは、毒性が強いことです。ダイオウサソリは大きなハサミをもつので前者にあたり、毒性は弱い種類ですが、それでも危険な事には変わりないので取扱には細心の注意が必要です。

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