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大きなクチバシが特徴のオニオオハシ。
大きなクチバシが特徴のオニオオハシ。
生物にみられる体の特徴は、たいてい何らかの役割をもっているものだ。ゾウの長い鼻やキリンの長い首など、それぞれその役割に関してあれこれと解釈もなされている。さて中南米に生息するオオハシの仲間たち。何よりそのクチバシの大きさが目をひく鳥類である。

 オオハシの仲間はいずれも中南米に分布しており、どの種類もクチバシが大きいのが共通した特徴になっている。特にこのオニオオハシはその中でも最大の種類で、全長は60センチを超える。そのうちクチバシが20センチに及ぶというから、いかにそれが大きいかがわかるだろう。  一般に鳥のクチバシというと非常に硬いものと考えがちで、このオニオオハシの立派なクチバシにいたってはかなり重いものと想像してしまうが、実際には違う。中空の構造になっており、軽くてけっこう器用に動かすことができるのだ。だいいち、この体の1/3をも占めるクチバシが重かったら、バランスが悪くて飛ぶこともままならないだろう。  それにしても、何でこのようにクチバシが大きくなければならないのだろうか? 仲間の識別のためや求愛に使うなど諸説があるが、実際のところは体の熱を逃がすためのラジエーターではないかといわれている。熱帯に生息する鳥ならではの機能である。

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