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ちいさなちいさな森の仲間、ピグミーマーモセット。
ちいさなちいさな森の仲間、ピグミーマーモセット。
原猿類をのぞいた中では、世界でも最も小さいサル、ピグミーマーモセット。マーモセット科の種類には比較的小さなサルが多いが、その中でもっとも小さい部類に位置づけられ、小さいことを意味する「ピグミー」の名前を関している。

 ピグミーマーモセットは体長は約14センチメートル、尾長は20センチメートルほどという、非常に小さな体をしている。その体重も120グラムほど。全身は褐色がかったねずみ色の毛に覆われていて、顔の周縁には、ちょうどライオンのようにタテガミ状の長い毛がある。  生息地は南米大陸のブラジル、ボリビア、ペルー、エクアドル、コロンビアといった隣接した国々にまたがった地域に分布しており、いわゆるアマゾン川上流域ということになる。彼らはそこに広がる川沿いのジャングル地帯の樹上で暮らしている。食料は主に樹から得られる樹液や樹脂などで、そのほかに果実や昆虫などを食べて暮らす雑食性の種類だ。  一夫一妻制のペアを中心にその子供たちからなる集団で暮らしており、兄弟間で子供の面倒をみるという習性で知られている。彼らはコミュニケーションの手段として、鳴き声による音を使っている。平静な状態だとその音は人間にも伝わってくるが、仲間に敵の存在を知らせたり、興奮状態になると、その鳴き声は人間の聞きとれる範囲を越え、信号として近くの仲間たちに発せられる。  この小さなサルは、先に触れたように家族で一生懸命子育てする。普段子供の面倒をみるのはお父さんザルの仕事で、お乳を上げるときだけ、お母さんへとバトンタッチするようだ。けなげな彼らの姿だが、現地では森林の伐採などのより、彼らの暮らしに影響が及んでいることが伝えられている。

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